約 3,540,550 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4149.html
前ページ次ページゼロの軌跡 ゼロの軌跡 第十七話 タルブ村の死闘 後編 村の各所で鬨の声が上がる中、レンは空戦力を組織して村の広場に陣取っていた。 既に<パテル=マテル>にグリフォンや風竜を相手取って大空中戦を仕掛けられるほどの余力は残っていない。打ち落とすための弾丸の一発もなく、立ち回るための速度も出ない。 そのために空を飛べる使い魔を持つ生徒たちを掻き集めたのだが、そもそも飛行可能な使い魔の絶対数が少ない上に、タバサほどの力を持つ者は極稀。 生徒達の多くはドットやラインであり、使い魔を持ってまだ日が浅い生徒が大半を占める。 相手にする部隊の性質上、待ち伏せや挟撃を恃みにするわけにはいかない。 故に、最も苦戦する部隊になることは疑いようもなかった。 「必ず二人一組で行動しなさい。それが出来ない場合は全力で逃げ回ること。自分の身の安全を第一に考えて、機会を待ちなさい」 どうにか捻り出した苦肉の策がこれ。どれだけの効果を挙げるかは分からなかったが、何もしないよりは多少ましだろう。 広場には何本もの篝火が焚かれ、時を待つ彼らの顔を、沈み行く夕日と相まって、赤く染めていた。 レンの横に居るタバサの、その色素の薄い顔も例外ではなかった。いや、もしかすると戦いの緊張感に紅潮しているのかもしれなかった。いつもは眠たげに細められている瞳も、今は強い眼光を放っている。 初めは村の入り口から、次に森に通じる林道から。そしてそれに呼応するようにあちこちで上がる喊声を聞きながらも、彼らは静かに佇んでいた。 前だけを見つめて、身じろぎ一つせず、しわぶきの音すらもなく鎮座している。 その様子にここは僧院か何かなのではないかと錯覚しそうにもなるが、彼らがいるのは紛れもなく戦場であり、上げるのは読経の声でなく敵を打ち倒すための呪であるのだった。 彼らには何時間にも思えた待つだけの三十分が過ぎ、そして。 「来たわよ!十騎。真っ直ぐこちらに飛んでくるわ!」 <パテル=マテル>のセンサーを活かし、空中で見張っていたルイズが敵襲を知らせる。 まだ十騎も残っていたか。相当数撃墜したと思っていたが。多少数の上では優位だが、それでも敵に倍するほどではない。 レンは唇を噛んで立ち上がる。 皆立ち上がって使い魔に飛び乗る。レンはシルフィードに乗り込んだ。幸いレンもタバサも小柄だったから、二人を乗せてもシルフィードの動きが鈍ることはなかった。 「よろしくね。タバサ、シルフィ」 「…」 「きゅい!」 タバサは無言で頷き、シルフィードは嬉しそうに啼いた。 「さあ、行くわよ!全騎、私に続け!」 返答の代わりに、十数騎が羽音を立てて風を切り、一斉に天高く飛び上がった。 「さあ、行け!僕のヴェルダンデ」 百人ほどの一団が突撃してきたのを見て取り、ギーシュはそばに控えていたジャイアントモールに囁いた。頷いてヴェルダンデは地中へと潜っていく。 放たれた魔法をどうにかかいくぐって突き進んできたレコン・キスタ兵の足元に一瞬にして大きく穴が開く。足元を掬われた彼らの頭上から七体のワルキューレが槍を降らせた。 「グラモンの小僧、なかなかやりよるのう。同じ土メイジとしてはどうじゃ?ロングビル君」 「実戦に勝る訓練なし、と言いますわ。きっといい軍人になるでしょう」 村の入り口付近ではオスマンらが堅牢な防御陣をひいて遅滞戦闘を行っていた。 目の前の敵をいくら打ち倒してもその数は減らなかったが、流石は<四大>の二つ名は伊達ではなく、いくら猛攻を受けても抜かれる気配は見せていなかった。 戦法はいたって単純なものだった。バリケードに隠れて遠距離から銃や弓、魔法で牽制する。近寄ってくる敵部隊を追い返せなくなってきたらゴーレムを呼び出して力技で押し返す。 オスマンらは決して村の入り口から離れようとはしない。雨のように降り注ぐ魔法を受け混乱するレコン・キスタ兵に一斉に襲い掛かり、ある程度の被害を与えたら波のように退いていく。 敵の中にもメイジは多く存在したが、オスマンやロングビル、その他の魔法学院の教師に比肩し得るほどの実力を持ったものは多くはなく、 たとえクラスの高いメイジであっても、遮蔽物のない道の真ん中で悠々と呪文を唱えるような真似が出来るはずがない。 大挙して攻めかかろうにも狭い田舎道がそれを阻んでいた。密集すればただの的になり、散開すればオスマンらを打ち倒すほどの攻撃力が生まれない。 手を拱いているわけにもいかず、道の両側に広がる雑木林を突破させようとも試みたが木立に足を踏み込んだ瞬間、無数の使い魔に襲われて断念せざるを得なかった。 幾度目かの襲撃を防ぎきったオスマン、彼の元に偵察に出していた使い魔、モートソグニルが戻ってくる。その鼠がもたらしたのは朗報。聞いてオスマンはニンマリと笑った。 「例の物、用意はいいかの?」 いつでも、大丈夫です。との答えを受け、彼は顔を引き締め号令を下す。 「煙幕弾、投擲せよ!」 迫るレコン・キスタ兵に向けて幾つもの火薬が投げ入れられる。彼らはわずかに怯みを見せたが、ただの煙だと分かると再度の突撃を敢行する。 しかし、彼らは白煙の中から突如現れたメイジの集団にしたたかに逆撃を受けることになった。 一メイル先すら白く閉ざされた檻の中で一方的な戦闘が展開される。奇撃するものとされるものの隔たりはあまりにも大きい。 視界の外から飛んできた風の針を胸に受け一人が崩れ落ちる。その隣に居た兵士は怖気をふるって逃げ出そうとしたが、土の壁にぶつかる。その壁は見る間に人の姿を取って腕を振るい彼を吹き飛ばした。 煙が晴れる頃には、襲ってきたメイジは既に撤退を完了し、道には倒れ伏したレコン・キスタ兵が見えるだけだった。 「見事な手並みじゃの、コルベール君」 「林道は炎で封鎖しました。我々もこちらに加わります。オールド・オスマンは少しお休みください」 「では、そうさせてもらうとするか。よろしく頼むぞ」 他の部隊が善戦する中、レン率いる空中部隊は苦戦を強いられていた。 レン達は数で多少勝ってはいても、その質は大きく劣っていたと言ってもいい。敵騎と対等に渡り合えるのは数人だけで、残りの者は慣れない空中での戦闘にまごついていた。 開幕早々、すれ違いざまに一騎を落としたまでは良かったが、徐々に集団としての力の差が明らかになっていくのだった。 「…このままじゃ不味い」 タバサが懸念を口にしたが、かといって打開策はなかった。シルフィードも二騎に追われ、どうにか凌ぐのが精一杯。数だけが頼みなのに、お互いを援護し合える状況になかった。 ルイズが上空から指揮してはいたが、この混戦ではそれに対応出来るような状況にすらならなかった。 シルフィードを狙って放たれた幾つもの火球を地面を這うように回避する。後ろを取られたまま追い回されるわけにもいかない。懸命に回頭しようとしたが、同じ風竜に張り付かれてはそれも叶わなかった。 味方の援護にも向かえず、後ろの二騎に反撃も出来ず、逃げ回るだけだったレンとタバサに上空からルイズの指示が飛ぶ。 「何騎かひきつけて森へ向かって!」 簡単に言ってくれる。とシルフィードを操るのに必死なタバサは思ったが、このままでは事態は悪化するばかりだ。一か八か、やるしかない。 大きく迂回し、敵味方入り混じって飛び交う中に魔法を放ちながら突っ込んでいく。炎が翼を掠めたが、減速せずにそのまま森に向かう。 シルフィードを追って来るのは四騎に増えた。このままではそう長くは持たない。 一体森に何があるのだろう。レンは疑問に思ったが、暗い森の中に見えた一点の明かりで全てを諒解する。 「タバサ、森すれすれに低く飛んで」 見る間にシルフィードは高度を下げ、木々の間を縫うように飛んでいく。追う敵騎もそれに続く。 密度の上がった魔法をなんとかかわし、光点を過ぎたところでシルフィードは天に向かって再浮上した。 レコン・キスタ兵も機首を上に向けて飛び上がろうとしたが、いきなり彼らを標的として森の中から攻撃があった。 キュルケは林道での戦闘を追えた後、伏兵として森の一点に隠れていた。レン達の部隊が苦戦しているのを見て、ルイズに合図を送ったのだ。 成功するかどうかは分からない作戦であったが、五人程度なら保険として機能するであろうというコルベールの指示だった。 予想外の場所からの攻撃に、上を向いていたレコン・キスタ兵達は反応できなかった。 火球を乗騎の腹に受け、ゆっくりときりもみしながら落ちていく。尖った岩が背中を直撃し、もう一人が暗い森へと吸い込まれていった。 しかし、残る二騎は放たれた魔法をかわし、尚もレンとタバサを追いすがる。 そして遂に死の爪が彼女らを捉えた。エア・ハンマーを避けきれずに空中で大きくバランスを失うシルフィード。それを見て敵兵は必殺の一撃を放とうと杖を構えた。 避けきれない。 二人が思わずシルフィードにしがみついたが、彼女らを襲うはずの衝撃はなく、代わりに<パテル=マテル>からの一筋の閃光が二騎の敵兵を吹き飛ばして彼方へと消えていった。 助かったはずのレンは歓喜ではなく、絶望的な思いを抱いてルイズと<パテル=マテル>を見やる。 悪手だ。それも致命的な。それだけはやってはいけなかった。 今のダブルバスターキャノンで、既にダブルではないのだが、レコン・キスタは<パテル=マテル>に戦艦を迎撃する能力がないことを知っただろう。 <パテル=マテル>は戦闘には加わらずとも、その砲台としての力はまだ健在であると誤魔化し続けていなければならなかった。 しかし、出力も落ち、片方の砲身からしか撃てなかったのを見られてしまった。 直にレコン・キスタの船がこのタルブ村へと押し寄せて来るに違いない。そうなっては勝ちの目は完全に消える。それどころか撤退することすら叶わないかもしれない。 だが、レンはルイズに感謝はしても、責める気にはどうしてもならなかった。 ルイズの援護がなければレンもタバサも助かってはいなかっただろうし、もしここで二人を見捨てるような真似をする人間だったら、そもそもレンはルイズといようとはしなかったはずだ。 レンの部隊だけでは敗北は必至だった。他に選択肢はなかったと、そういうことだ。 「…今考えるべき問題はこれからどうするか」 タバサの言葉にレンは大きく頷く。シルフィードは再びその翼をはためかせて飛び立った。 既に残りのレコン・キスタ兵は一目散に逃げ出している。ともかくも、この場は敵を退けることに成功した。 「撤退するわ。全部隊に通達して」 「全員集まりました。どこからこの村を抜けますか?」 「村の反対側の森に、人一人がやっと通れるような小さい獣道があるわ。そこから脱出しましょう」 ルイズ達は力の限り走る。 十分ほどもすればレコン・キスタはがら空きになった村の入り口から押し寄せてくるだろう。その前に逃げ切り、追撃されぬように道を塞がなくてはならない。 やっと小道が見えてきた時、先行して偵察していたタバサが顔色を変えて戻ってくる。 皆その様子に悪い予感を抱き、果たしてそれは的中した。 「三百人ほどが向こうで待ち伏せている。この道は通れない」 レコン・キスタの方が数は多くとも、こちらは腕利きのメイジが大勢揃っている。本来ならそれほどの障害にもならないはずだったが、この場合条件が悪すぎた。 一人しか通れない道の出口を扼されては、先頭から順になぶり殺しにされるだけ。細く長く伸びた隊列など各個撃破される対象でしかない。 先ほどオスマンらが村の入り口を守ってやっていたことが、今度は攻守ところを代えて再現されることになるだろう。 そして、たった一度それをされてしまえば彼らに次はないのだった。 「どうするの?ルイズ。早くしないと敵が来るわ」 「…別の場所から森の中を突っ切る。難行軍になるけど、使い魔の助けを借りればレコン・キスタよりは早く進めるはずよ。そして、そのまま闇に紛れて逃げましょう」 ルイズの頭に浮かんだのは、あの石碑。何故そこに行こうと考えたのか、それは彼女にも分からなかったが、逡巡している暇は一秒もなかった。 祈るような思いで彼らは再び走る。 しかし、目指す場所にたどり着いたルイズ達にもたらされたものは、森の奥からたちこめる煙と、木々が爆ぜる音だった。 おそらくは、先ほど待ち伏せていた部隊が火を放ったのだろう。 一体誰ならこの猛火の中を進んでいくことが出来るというのだろうか。 絶望に立ち尽くすルイズ達の背後から、鬨の声と馬蹄が地を蹴る音、軍靴のぶつかり合う鋼の音が聞こえてくる。 目の前には道らしき道一つすらなく、後ずさることは許されず。 ルイズ達は、死に包囲されていた。 前ページ次ページゼロの軌跡
https://w.atwiki.jp/wizardryonlineinfo/pages/400.html
ウィンドバースト スキルレベルごとの性能 スキルレベル MAG習得条件 BIS習得条件 消費 詠唱時間 CT 効果時間 備考 1 Lv エアウォールズLv1習得 Lv エアウォールズLv3習得 2 Lv Lv 3 Lv Lv 4 Lv Lv 5 Lv Lv 6 Lv Lv 7 Lv Lv 使用条件 スキル説明 性能 使用感 名前
https://w.atwiki.jp/memoriaknights/pages/132.html
メモリアバーストの射程について 詳細は各メモリアページに記載。 突 大 全味方 中 Cは自身のみなので省略
https://w.atwiki.jp/aomaru/pages/56.html
ステータス比較 ステータス比較ステータス一覧参考用:最強武器一覧 ステータス比較版 HP EP STR DEF ATS ADF SPD・DEX・AGL MOV ステータス比較 このページでは、同レベルでの各キャラクター間のステータスを比較し、考察していきます。 Lv100、Lv150などキリのいいLvでのデータ数値を持つ人はぜひ情報提供してください。 ステータス一覧 とりあえず編者の手元にあるセーブデータから、2周目に隠し魔獣倒した当たりなら全員が到達できるであろうLv125。 もちろんすべてクオーツ・マスタークオーツ・武器防具・アクセサリ無し状態での数値。スロットは全開放&強化済み。 Lv125 HP EP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV ロイド 22701 518 1095 1046 1054 997 79 28 16 4 ランディ 24675 475 1156 1047 1005 898 76 26 16 5 エリィ 19740 711 906 896 1104 1095 78 29 18 3 ティオ 16779 914 814 946 1155 1046 77 28 15 3 ノエル 21220 460 1055 997 955 947 77 27 17 4 ワジ 21714 711 955 1035 1114 1095 80 28 18 6 リーシャ 20727 400 1125 846 1054 1046 79 30 19 5 ダドリー 23687 578 1106 996 1003 898 78 28 16 3 平均値 21405 595 1026 976 1055 1002 78 28 16 4 Lv150 HP EP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL MOV ロイド 31498 518 1512 1447 1455 1379 98 32 20 4 ランディ 34237 475 1595 1448 1387 1242 95 30 20 5 エリィ 27390 711 1250 1240 1525 1516 97 33 22 3 ティオ 23281 914 1120 1310 1594 1447 96 32 19 3 ノエル 29444 460 1456 1379 1319 1311 96 31 21 4 ワジ 30129 711 1319 1433 1539 1516 99 32 22 6 リーシャ 28759 400 1553 1172 1455 1447 98 34 23 5 ダドリー 32868 578 1527 1378 1385 1242 97 32 20 3 参考用:最強武器一覧 最強武器(STR順) 装備者 名前 STR 追加効果 ランディ ディノティックアビス +790 RNG+1 戦闘不能+20% リーシャ 曳影之剣 +777 RNG+1 戦闘不能+25% ノエル アークソレイユ +750 RNG+6 石化付加+20% ダドリー ヒンメルトロア +730 RNG+6 クリティカル率+30% ワジ セブンスアーム +700 回避率+15% クリティカル率+30% エリィ エクスシレイ +700 RNG+7 命中率+100% クリティカル率20% ロイド インフィニティ +700 DEF+60 SPD+10 回避率+15% ティオ コスモコラプサー +680 RNG+2 ATS+50 命中率+100% ステータス比較版 キャラクター8人の平均値を100とした場合のおよその割合。 赤字/青字はそれぞれ平均を下回る/上回る数値(太字はそれぞれのトップ)。黒字はおよそ平均値。 Lv125 HP EP STR DEF ATS ADF SPD DEX AGL ロイド 106 87 107 107 100 99 101 100 95 ランディ 115 80 113 107 95 90 97 93 95 エリィ 92 119 88 92 105 109 100 104 101 ティオ 78 153 79 97 110 104 99 100 89 ノエル 99 77 103 102 90 94 99 96 101 ワジ 101 119 93 106 106 109 103 100 107 リーシャ 97 67 110 87 100 104 101 107 113 ダドリー 110 97 108 102 95 90 100 100 95 HP Lv125 HP ランディ 24675 ダドリー 23687 ロイド 22701 ワジ 21714 ノエル 21220 平均値 21405 リーシャ 20727 エリィ 19740 ティオ 16779 やはりというかランディが高く、次いでダドリー・ロイド。 そしてティオがズバ抜けて低い。「空の軌跡」同様、PTメンバーでの最年少者の宿命か… EP Lv125 EP ティオ 914 ワジ 711 エリィ 711 平均値 595 ダドリー 578 ロイド 518 ランディ 475 ノエル 460 リーシャ 400 基本的にはオーブメントの連結数が優秀な順に並んでいる。リーシャのみ例外。連結数ではランディとダドリーの中間程度のはずだが、全キャラ中最も低い。 アーツ主体のキャラには「EP」のクオーツやEP補正の強いマスタークオーツをつけることが多いため、最終的な数値の差はさらに広がる。 STR Lv125 STR ランディ 1156 リーシャ 1125 ダドリー 1106 ロイド 1095 ノエル 1055 平均値 1026 ワジ 955 エリィ 906 ティオ 814 HP同様、ランディが最も高くティオが最も低い。ティオは通常攻撃がアーツ属性 ATS強化で威力UPなので、攻撃力が低いと感じる事は少ないかもしれない。 また、ワジは全ての専用武器にクリティカル率が設定されているため、攻撃力の期待値は見た目の数値を上回る。 今作からPTメンバーに本格加入したダドリー・リーシャが両名とも高いSTR値を持ち、ロイドの立場が若干危うい。とはいえ、ロイドはSTR・SPDを強化するバーニングハートと、強力なコンビクラフトを豊富に持つため総合的な火力は十分高い。 DEF Lv125 DEF ランディ 1047 ロイド 1046 ワジ 1035 ノエル 997 ダドリー 996 平均値 976 ティオ 946 エリィ 896 リーシャ 846 ランディ・ロイドが高い数値を持ち、ワジがそれに続く。最下位はリーシャ。ロイドは武器のトンファーによりさらに高い防御力を発揮する。 基本的には男性キャラが高く、女性キャラが低い。ティオのDEFが意外と高いのは、「胸甲の部分から特殊な力場を発生させているから(零の軌跡より)」だとか。にも関わらずティオがやたらと沈むのは、やはり低すぎるHPのせいか。 ATS Lv125 ATS ティオ 1155 ワジ 1114 エリィ 1104 平均値 1055 リーシャ 1054 ロイド 1054 ランディ 1005 ダドリー 1003 ノエル 955 やはりというか、ティオ・ワジ・エリィの順に高い数値を持つ。リーシャも低くはないが、EPが少なすぎるのが難。 最下位はノエルで、オーブメントの連結構成もあわさりアーツ面での活躍は期待できない。 ダドリーが意外なほど低い。ただ、連結数やEPは優秀なので補助アーツなら平均以上の活躍を期待できる。 全体で見ると数値的な差はそこまで大きくなく、マスタークオーツの選定次第でひっくり返せる程度。とはいえ、オーブメントの連結数という工夫ではどうにも出来ない絶対的要素があるため、結局アーツを主力にするキャラは上位3名でほぼ確定だろう。 ADF Lv125 ADF ワジ 1095 エリィ 1095 ティオ 1046 リーシャ 1046 平均値 1002 ロイド 997 ノエル 947 ダドリー 898 ランディ 898 ワジ・エリィが最も高く、ティオとリーシャがそれに続く。最下位はダドリーとランディ。 ADFが高いキャラほどHPが低く、ADFが低いキャラはHPが高い傾向にあるため実感できることはほとんどないかもしれない・・・例外はワジ。HP・DEFともそこそこ高く、総じて打たれ強い。 SPD・DEX・AGL Lv125 SPD DEX AGL ロイド 79 28 16 ランディ 76 26 16 エリィ 78 29 18 ティオ 77 28 15 ノエル 77 27 17 ワジ 80 28 18 リーシャ 79 30 19 ダドリー 78 28 16 平均値 78 28 16 一応各キャラクターごとに個別に設定されてはいるが、このあたりのパラメーターは装備品や装備クオーツによるところが大きい。前作「零の軌跡」では銀(リーシャ)に絶対回避率30%がデフォルトで設定されていたが今作ではそれがなくなっている点に注意。 MOV Lv125 MOV ワジ 6 リーシャ 5 ランディ 5 ロイド 4 ノエル 4 エリィ 3 ダドリー 3 ティオ 3 基本的には、武器の射程距離が短いキャラほどMOVが高く、射程距離が長いキャラならMOVが低い。全キャラ中最短RNGのロイドのMOVがやや低いので、ストレガーΩ等のMOV補正の強い靴を履かせよう。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11734.html
登録日:2012/05/30(水) 00 55 21 更新日:2023/08/30 Wed 18 21 11 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アガット・クロスナー ツンデレ リベール組 ロリコンダイブ 光まとう翼 本当は優しい人 根はいい奴 熱血 空の軌跡 英雄伝説 赤毛 近藤孝行 遊撃士 重剣 閃の軌跡Ⅲ 閃の軌跡Ⅳ 『英雄伝説 空の軌跡』シリーズの登場人物。 CV 近藤孝行 24歳(FC)→25歳(3rd)→28歳(閃Ⅲ) 強烈な赤毛に強烈なモミアゲ、風呂でも外さないバンダナがトレードマーク。 リベール王国の正遊撃士。 基本的に一所に留まらない一匹狼タイプ。期待の若手として頭角を現しつつあり、《重剣》の異名を持つ。 遊撃士ランクはC(FC)→B(SC)→A(閃Ⅲ) かつてはルーアンの不良グループ「レイヴン」のリーダーをしていたが、チート親父カシウスと出会いフルボッコにされ、なんやかんやあって遊撃士になったらしい。 カシウスには(口には出さないものの)恩義を感じているようだが同時に苦手意識を抱いており、その娘のエステルには厳しい態度で接する。 ただし基本的には(程度はともかく)誰にでもそういう態度を取り、自分自身に対しても厳しいタイプ。 また面倒見が良く優しい一面もあり、エステルたちへ言ってる内容も先輩としての指導や年長者としての心配という側面が大きい。 初対面でこそ口と態度の悪さで最悪な印象を残したが、エステルもそこら辺は察して早々に評価を改めている。 またレイヴンの現リーダー格の三人組が遊撃士を目指す際には彼らの指導教官を務め、そのスパルタっぷりに恐れられながらも慕われていた。 性格は一言で言えば熱血。 状況判断自体は割と冷静なのだが、手段の選択においては気合いと根性で何とかする傾向が強く、負けず嫌いなのが拍車をかける。 過去の経験(後述)の影響もあり、結社の実験がボースの民間人を巻き込んだ際には怒りを露わにし、1人で突っ走ってレーヴェにフルボッコにされたことも。 ツァイスで知り合った、アルバート・ラッセル博士の孫娘ティータ・ラッセル(12)とは、毒弾丸から彼女を庇って以来なにかと縁がある。 最初は「チビスケ」と半ば馬鹿にしていて、彼女の失敗に対しても厳しく当たったが、それを穴埋めしようと根性を見せる姿や剣帝相手に自分をかばう姿に認識を改める。 本編ではアガットさん大好きなティータにたじろいだり、2度の看病イベントやら、無茶をしてお説教されたりと、着々と距離を縮めている。SCの後では月に一度ラッセル家で夕飯をご馳走になっているらしい。 ティータの祖父のラッセル博士からは生暖かい目で見守られているものの、父のダンは様子見、母のエリカからは危険人物として強烈にマークされている。エリカからはやたらバイオレンスな方法の数々で葬られかけたことも。 本人の好意が恋愛感情なのかは定かではないが、なにぶん絡みが多く着々と外堀を埋められているため仲間内では年の差カップルネタが鉄板に、というかアガ夫自体が弄られキャラとしてのポジションを確立しつつある。 なにせ年の差12歳の可愛いロリっ娘である。当然ファンの間でもネタにならないはずが無く、ロリコンの称号を欲しいままにしている。 出身はボース地方のラヴェンヌ村。百日戦役では村に飛んできた流れ弾によって妹のミーシャを亡くしており、ティータを気遣うのには彼女をミーシャ(当時12歳)に重ね合わせていた部分もある様子。 ようはロリコンじゃなくてシスコンである。 ミーシャを亡くして以来カシウスと出会うまでは荒んだ日々を送っていたようで、遊撃士になってからも己の空虚さをごまかすために剣を振るっていた部分があった。 しかし剣帝との戦いでその欺瞞を指摘され、ティータの叱責を受け吹っ切れる。自らが剣を振るう理由を見つめ直したようだ。 ついでにこれを境にティータに頭が上がらなくなる。 そして3rd以来長らく本編での出番が無かったが、閃の軌跡Ⅲにおいてティータと共に参戦が確定。 遊撃士としてかなりの経験と実績を上げたようでランクはAに昇格しており、実力も協会の中でもトップクラスになっている。 内戦終結後に結社や猟兵団が動き出していることを察し、ほぼ壊滅状態になった帝国ギルドの助っ人として、戦友のオリビエを助けるために帝国入りをする。 また第二分校入りをしたティータの事も気にかけており、何かあったらすぐに駆けつけると約束をしている。 他にも14年前に起きた「ハーメルの悲劇」の真相を独自に調査しており、シナリオの途中、ハーメルの村でリィン達と合流する。 ソシャゲ「暁の軌跡」にも登場。 衣装装備があまり登場せず、戦力としてはイマイチ。ただしティータがそれなりに強力で、その補佐には必要なので、その点で需要があった。 シナリオではかなりの活躍っぷり。 暁が、閃の軌跡Ⅰ~Ⅱくらいのお話で、各国とも帝国への対応で人手が無い中、その驚異的な人脈で諸外国から必要な人材を招集している。 特に戦争卿との戦いでは、彼がラッセル博士を呼び、暗殺者から守り切っていなければレミフェニア公国は滅亡していただろう。 暁の軌跡は正史扱いではないが、もしこの働きが考慮されたのだとしたら、閃ⅢでのA級昇格も納得が行く。 ◯戦闘での性能 武器は二つ名のまんまの重剣(大剣)。 オーブメントは火属性固定、3-2-3(FC)→3-3-3(SC以降)の3ライン。 ステータス的には典型的な前衛タイプで、物理面とHPに優れるが魔法関係は壊滅的。 クラフトは攻撃的なものが揃い、バッファローレイジがあるため攻撃の手を緩めることなく攻め続けられる。他の物理キャラと比べると殲滅力を重視した味付けになっている。 アーツ関係は期待できないが、火属性アーツは意識せずとも揃うことが多い。いざという時にはサイクロンナパームあたりをぶっ放すのもあり。 ライン構成は最大3連結と微妙な上、火属性は補助アーツに絡み難いのが辛い。補助アーツを組むならある程度目標を絞るが吉。 ◯クラフト バッファローレイジ HPを消費しCPを回復する。アガットの生命線とも言える固有技。 Ⅱに強化されるとCP回復量150と、一発でSクラフト可能な域まで持って行く。ただしHP消費量も70%に跳ね上がるので、使用タイミングには注意。 うおおおおッ…だぁああああッ!→こん、ちくしょう…… は誰もが通る道。 ドラグナーエッジ 直線範囲攻撃、アーツと技の駆動解除。 そこそこ太い範囲で、範囲攻撃技としてもキャンセル技としても便利。 フレイムスマッシュ 小円攻撃、吹き飛ばし効果。 吹き飛ばしは必ずしも有利に働くとは限らないので時と場合を選んで。 スパイラルエッジ 単体攻撃、遅延効果。 技自体は悪くないが、遅延ならヨシュアがいるので… ◯Sクラフト ダイナストゲイル 単体攻撃。連撃を叩き込む。 使い道はあまりない。 ファイナルブレイク 中円攻撃。地を這い爆発する一撃を撃ち込む。 ドラゴンダイブ 通称ロリコンダイブでお馴染みな全体攻撃。オーラを纏い空高くジャンプ→敵に向かって急降下。 アガットを象徴する技。SCでこれを覚えると、バッファローⅡと併せて使い勝手がぐんと上がる。 ロリコンネタはもはや半公式ネタなようで、ファルコムラジオの近藤さんゲスト回では中の人に叫ばせていた。いいぞもっとやれ。 閃の軌跡Ⅲでは、「ドラゴンフォール」という上位版に強化されている。ロリコンフォール 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 声がつくなら檜山修之氏だと思ってたんだがな。またネタに走りそうだから英断といえるか -- 名無しさん (2014-04-07 18 51 26) 剣は我流何だろうか? -- 名無しさん (2014-05-22 19 59 27) 碧の軌跡時点では、ティータも15くらいになってるはずだから、ますます親密になってきてる気がするなぁ。年の差カップルなのは変わらないけども -- 名無しさん (2014-05-22 20 50 14) アガットさんは30なる前に結婚できるのかね? -- 名無しさん (2014-09-21 17 17 55) いつか、帝国の剣士と戦うシーンを見たい。 -- 名無しさん (2014-09-22 20 52 35) 魔獣討伐が得意そうな人 -- 名無しさん (2015-01-15 15 24 55) エステルたちが、碧のあと、レン連れてリベールに帰ってくるころには、かなり仲も進展してるだろうか? -- 名無しさん (2015-01-15 15 50 23) 何故かジンさん共々OPやパッケージから除外される。二人が何をした。 -- 名無しさん (2016-09-18 23 57 28) FCの頃はマジで頼れる兄貴だったのに公式の悪乗りでネタ要素ばかり強調されて寂しい -- 名無しさん (2016-09-20 11 23 53) アガット(28歳)きたか・・・ -- 名無しさん (2017-05-21 00 59 53) ↑3 エリカさん『私の大切な大切な娘に手を出したからよ!』 -- 名無しさん (2017-06-03 15 41 23) そういえば、サラ姉さんも、アガットのことは聞き覚えあったりするのかな? -- 名無しさん (2017-07-11 08 37 14) ↑たぶん知ってるんじゃないの?アガットのA級昇格は最近の事らしいし -- 名無しさん (2017-08-02 14 14 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hosiyomi/pages/721.html
★アクスバースト右/斧槌 使用可能職:アクスアルケミスト(900) 次の技能 クイックワインダー クイックワインダー左/非火 使用可能職:エージェント/ディスマントラー/ヴァカボンド アクスアシスト アクスアシスト右/斧槌 使用可能職:アクスクラフト 次の技能 なし パワーサージ パワーサージ左/槍矛 使用可能職:ファランクス 次の技能 なし
https://w.atwiki.jp/ddr_dp/pages/3917.html
キヤロラ衛星の軌跡(激) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 キヤロラ衛星の軌跡 工藤吉三(ベイシスケイプ) A3 激16 150 595 / 64 いちかのごちゃまぜMix UP! STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 96 100 21 88 107 楽譜面(7) / 踊譜面(12) / 激譜面(16) 属性 譜面 https //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/4/0/4069056f.png 譜面動画 https //www.youtube.com/watch?v=V6zk_hTrxqQ (x3.0, NOTE) プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=9y26-9pe2dA (x?.?, NOTE, REVERSE) https //www.youtube.com/watch?v=qRxoLK2gSss (x3.0, RAINBOW) 解説 2022/11/01追加。機種連動イベント「いちかのごちゃまぜMix UP!」水色ゲージの解禁曲。 2024/04/04(金筐体)/2024/04/08(他筐体)より『EXTRA SAVIOR A3』で解禁可能。 GITADORA EXCHAINからの移植曲。 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) 中盤、終盤に16分滝が来る。地団駄のような移動距離が短い配置が多いが、最後には渡りも入る。 -- 名無しさん (2022-11-27 00 55 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/2844.html
セイバーストップ 読み:せいばーすとっぷ カテゴリー:Event 作品:バカとテストと召喚獣にっ! 【使用】〔自分の手札のキャラカード1枚を控え室に置く〕 Main 目標のセットカード1枚をバックヤードに置く。 女の子が男物を着ちゃダメでしょ! illust: BT-T13 収録:トライアルデッキ 「バカとテストと召喚獣にっ!」
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3895.html
前ページ次ページゼロの軌跡 第二話 虚無の扉 その日、ルイズはメイジとしての自らの尊厳と存在をかけて召喚の儀に挑んでいた。 地面に穿たれた無数のクレーターはその努力の証左だ。既に何度目か、数えるのも億劫になるような試行錯誤のその果て。ありったけの精神力と祈りと願いを込めて振り下ろした杖の先。 浴びせられる嘲笑と罵声は濛々たる白煙の中から聞こえる駆動音と蒸気にかき消された。 煙が晴れてそこに鎮座していたのは巨大なゴーレム。しかし土で出来ているようには見えない。総鉄製の人形はその手を何かを守るかのように胸の前に掲げていた。 湧き上がった歓喜もつかの間、ルイズは戸惑いの渦中にあった。 自分の起こした爆発の中から現れたのだから、間違いなくこのゴーレムは自分が召喚したのだろう。しかし生物でないものを召喚するなどということがあるのだろうか。 同級生はもとより、いかな文献や授業でもそのような話は聞いたことがなかった。そもそも鋼鉄で出来たゴーレムなんてものが知識の範疇外のものだ。 「コルベール先生、その…この場合ゴーレムと契約することになるんでしょうか」 「ああ、そうだね。この儀式はしんせ…いや、無理に契約しろとは言わないよ。君が気に入らないなら私が引き取ろう。うん、それがいい。是非とも新しく召喚しなおしてくれ」 この機械バカに聞いた私が間違いだった、とルイズは内心で毒づく。 「いえ、やはり契約します」 思い切り残念そうな顔をしたハゲを尻目にルイズはゴーレムに近づいた。心はまた喜びで満ちた。 そうだ、これは私の使い魔なのだ。ゼロだった私が立派なメイジになった、その証なのだ。誰にも、誰にもくれてやるものか。今まで蔑みの対象でしかなかった私を守ってくれる鋼の揺り籠。 ゆっくりと近づいて、私はその腕にキスをする。暖かい。きっとこのゴーレムも私を祝福してくれているのだ。 胸に刻まれた複雑なルーン。私とこのゴーレムをつなぐ絆。そう思うと意味もわからないその文様すらいとおしく感じられる。 ルイズは高らかに叫ぶ。それは凱歌だ。今まで自分を見下し続けた世界に対する勝利宣言だった。 「見なさい、これが私の使い魔よ。竜の炎も獣の爪もものともしない、くろがねの王。 私の、私の使い魔よ!」 しかしルイズの歌は背後から聞こえる音に突然遮られた。 振り向けば、ゆっくりと開かれるゴーレムの手のひら、そこに立っていたのは一人の少女。年の頃は12,3歳くらいだろうか。紫の髪に黒のリボン。白と黒を基調とした上品でかわいらしいドレスに赤いネクタイ。 そしてなにより、その手に握られた彼女の身の丈ほどもありそうな異形の大鎌。金色に縁取られた漆黒の刃の先端は新雪のように白い。その、人を殺すにはあまりにも優美な曲線。尖った柄は春の光を浴びて鏡のように少女の顔を幾つも浮かび上がらせる。 「あなた、今なんて言ったの・・・」 その言葉に込められた、竜をも殺さんばかりの殺気。 しかし、もうルイズは後には引けなかった。 それは世界と彼女とを繋ぎ止める桎梏。失えば再び侮蔑が彼女を襲うだろう。 魔法に見捨てられるゼロに戻ることなど、選べるはずもなかった。 ルイズは無謀にも叫ぶ。手負いの獣のいななきのようなその言葉。 「そのゴーレムは私の使い魔!私の物!そこから降りなさい!」 その言葉を聞いて少女がその稚い顔をゆがませた次の瞬間、ルイズは宙に浮いた。足を掬われたのだ、と気づく間もなく地面に思い切り叩きつけられる。 肺から逃げた空気は音にもならず、首筋に当てられた刃を見て悲鳴を必死に飲み込んだ。 組み伏せられたルイズを見て、コルベールはすぐに彼女を下がらせなかった自分の判断の甘さを悔やんだ。しかし、あの速さでは自分が彼女をかばっていたとしても守りきれたかどうか。 それどころではない、とかぶりを振り今は不必要な思考を追い出す。ともかくも、あの少女を落ち着かせることだ。あのままでは、ルイズが危ない。 「お嬢さん、ひとまず落ち着い『<パテル=マテル>、ダブルバスターキャノン!!』」 コルベールの言葉は途中で遮られ、少女の怒号が響いた。 彼にも上手く咀嚼できない少女の声を理解できる者がその場にいるはずもなく、けれども不吉なものを感じ取った生徒たちが後ずさりを始めた時、ゴーレムから二つの閃光が走った。 その暴力的なまでの輝きを放つ光は塀を紙細工のように粉砕し、木立を飲み込み、轍を形作った。 数瞬の後、轟音と閃光が静まる。そして沸き起こる混乱、生徒達とその使い魔の悲鳴と呪詛が辺りを埋め尽くした。 生徒達は皆逃げて失せた。コルベールは慌ててルイズに近寄ろうとしたが、ルイズとコルベールの間に彫られた轍、それを越えようとしたときゴーレムが再び動き出すのを見て歩みをとめざるを得なかった。 手を出すな、ということか。コルベールは臍をかむ。ゴーレムの動きをとめつつ少女からルイズを救出する。そんな離れ業が出来るとも思えず、彼に残された道はただただルイズの無事を祈ることだけだった。 今なおルイズの頚動脈に置かれている少女の鎌、地面に突き刺さった柄はルイズの桃色の頬に触れんばかり。次第に遠くなるクラスメイトの悲鳴を聞くたびに、死の淵にいながらルイズの頭は逆に冷えていくようだった。 私は思う。きっと私はここで死ぬのだろう。ゼロの私は己の魔法で喚び出したものに殺されるのだ。 「さっきの言葉を撤回しなさい!」 それは私には出来ないことだ。それには私が魔法に捧げてきたもの全てが懸かっている。 この少女に思い知らせてやりたい。私がどれほどの時間を費やし、寝食を削り、体を酷使し、心を擦り減らし、願いを込めてあの言葉を吐き出したのか。 立派な貴族足らん、メイジであらんとして求めたもの。その結晶があのゴーレム。 「<パテル=マテル>はレンの何より大事なものなの!」 ああ、レン、あなたはレンっていうのね。折角の可愛い顔が台無し。 そんなに怒りに身を震わせて私に刃を向けないで。 そんなに怯えに身を竦ませて私を見ないで。 あなたにはきっと、天使のような微笑が似合うはずなのだから。 「レンのパパとママよ!絶対に渡さない!」 その言葉を理解する前に私の体は再び宙に浮いた。首に手をかけられて持ち上げられる。こんな状態ではさっきの言葉を撤回しようにも話すことすら叶わない。彼女の我慢が限度を越えたのだろう。もう私には死しか残されていないということか。 耐え切れずに動いたコルベール先生がゴーレムの腕で横薙ぎに吹き飛ばされるのが見える。死に際してこんなにも冷静な自分自身の思考が奇妙にも可笑しく感じられた。意外なほどに恐怖を感じないのは何故なのだろう。 ああ、そうか。 私は得心する。 レンと私はとてもよく似ているんだ。 きっとレンも世界に見捨てられたことがあるに違いない。 でなければ、こんな眼をするはずがない。 「しんじゃえ…」 でもかわいそうに、レン。 私はそのゴーレムで救われるけど。 あなたはそのゴーレムでは救われなかった。 段々視界が黒く塗りつぶされていく。 意識が薄くなりながらも、私はレンの笑顔が見れないことが悲しくて仕方がなかった。 私の命が閉じるその寸前、雲耀の差で首に掛かる力が弱まった。どうにか眼をこじ開けるとレンの唇が動くのがかすかに見えた。 「だめよ、『レン』 あなたも私も本当は優しいお姫様なのだから」 ああ、そうか。 私は嘆息する。 レン、あなたはゴーレムだけでは救われない。 あのゴーレムで救われるのは『レン』だけ。 あなたのパパとママは『レン』しか守ることは出来ないの。 レンは今もずっと、一人きりで泣いているのね。 誰か、レンを助けてあげて。 心の奥底で、孤独に怯えているレンを暖めてあげて。 太陽のような光で、優しい想いで。 ルイズの意識は、そこで暗転した。 前ページ次ページゼロの軌跡
https://w.atwiki.jp/gaburiera/pages/130.html
スターバーストのいろいろ 家門LV:46+3 GE始めた時期:2009/5/2 入党時期:5月後半のどこかw バラック:60/60 IN時間帯:平日20時以降(時期によってまちまち)、土日祝FULL(寝てることも・・・ ~家族構成~ 名前 クラス お役目 続柄 レベル帯 備考 プレイア ウォーロック♀ メイン 長女 ますたー 家長 リーン ファイター♀ 盾係り? 次女 ますたー ディオーネ ウォーロック♀ メイン 三女 ますたー ダイアナ ウォーロック♀ メイン 四女 ますたー エミリア エミリア 家門LV用 五女 ますたー プリマヴェーラコス グレイス グレイス 保護者係り 六女 ますたー アデリーナ アデリーナ 火力係り 姉御的母? ますたー ニルティ スカウト♀ バラック要員 七女 べてらん カリュケ カリュケ 家門LV要員 八女 ますたー ネリア マスケッティア♀ 保護者係り 九女 ますたー 何番目に編入したか覚えてないけどたまに出撃!かも 名前 クラス 覚醒 備考 ヴァレリア ヴァレリア ますたぁ おひめさま。美少女担当 美冬 ミフユ ますたぁ みふゆん~♪ catherine カトリーヌ・トルシェー ますたぁ いわゆる生カトリ 暗黒エミリア 暗黒エミリア ますたぁ エミとは別人でよかったと思う・・・ Emilia 賢者エミリア べてらん イヴェールコス あとはおまけなので以下省略(´・ω・`) 補足:Ms魚子3人 Ex魚子3人、Vt魚子3人 ※NPC製造できるようになってからは製造担当は一部抹消しました ~そのほか~ 極度の魚子好きです。重症ですw もちろん、ガブリエラ姫も好きです。 着せ替えしたり、ガブリエラ姫と百合SSとってみたり・・・ (↓こんな感じにw)2011/4/26 ヴァレリアverに画像さしかえてみました。 ■□■□最近の活動■□■□ ひたすら家門LV上げ上げ中